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#02
不忍池  snbzik

 

不忍池(snbzik)の過去作品の中から重要なものをピックアップし、未発表作品も交えながら発展させた展覧会です​。

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不忍池  snbzik

2017  東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒業

2018  個展「real sight party」(興文堂 鹿沼)

2018「version」出版(個展「real sight party」の記録誌)

2019「Monocular pigeon」出版(写真作品集)

no title
2018
 

2つのディスプレイが映し出す映像は鏡による2度の反射を経由して鑑賞者の目に入る。

映像は2台のカメラを用いて3D映像として撮影されており、右目は右眼用の映像を、左目は左眼用の映像を見ることになる。

映像は必ずしも「正しい3D」として構成されておらず、時にバラバラに解体された文字映像を見せられ、それと同時に鑑賞者の両耳付近にある小型スピーカーからはノイズ混じりの機械音声による詩の朗読が流れる。

身体的、立体的に詩を体験するための装置として位置付けられる作品。

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身体を失いながら卵(産卵されたうち1つは一方向にしか進むことを得意としない奇形)を拾う方法
2015

 

鑑賞者に指示書を読ませ、垂木で作られた正立方体の中にある物を目で追わせる形式の作品。

指示書は最終的に卵(3つのゴルフボール)をイメージによって拾うことを目的としている。

鑑賞者はそれを読み自身の身体を箱の中の日用品やそれから連想される動きの一つ一つに当てはめ、身体が、モノ、またその運動のイメージに置き換わり失われていく感覚を体験させようという試み。

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(#1は、2021.10.06に公開予定です。)

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